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春泛若耶溪
英語詩訳(意訳)
わが幽き心には限りもなく、
水のまにまに舟を泛(うか)べる。
夕風はひそやかに小舟を送り、
花散る岸辺を渓口へと入る。
夜のとばり下りて谷間をめぐり、
隔たる山並みの上に北斗が輝く。
淵の上の煙はゆらゆらと漂い、
森の月はうしろへと遠ざかりゆく。
浮世の浮沈はなんと広漠たるものか—
ああ、私は釣竿を手に隠者とならん。
水のまにまに舟を泛(うか)べる。
夕風はひそやかに小舟を送り、
花散る岸辺を渓口へと入る。
夜のとばり下りて谷間をめぐり、
隔たる山並みの上に北斗が輝く。
淵の上の煙はゆらゆらと漂い、
森の月はうしろへと遠ざかりゆく。
浮世の浮沈はなんと広漠たるものか—
ああ、私は釣竿を手に隠者とならん。
原文・ピンイン
幽意無斷絕,此去隨所偶。
晚風吹行舟,花路入溪口。
際夜轉西壑,隔山望南鬥。
潭煙飛溶溶,林月低向後。
生事且彌漫,願爲持竿叟。
晚風吹行舟,花路入溪口。
際夜轉西壑,隔山望南鬥。
潭煙飛溶溶,林月低向後。
生事且彌漫,願爲持竿叟。
文献直訳
幽玄なる意は断絶すること無く、此の去ることは偶(すがた)う所に従ふ。
晚風は行く舟を吹き、花路は渓口に入る。
夜に際りて西壑に転じ、山を隔てて南斗を望む。
潭煙は溶溶として飛び、林月は向後ろに低れり。
生事は且(しばら)く弥漫たり、竿を持つの叟と為ることを願ふ。
晚風は行く舟を吹き、花路は渓口に入る。
夜に際りて西壑に転じ、山を隔てて南斗を望む。
潭煙は溶溶として飛び、林月は向後ろに低れり。
生事は且(しばら)く弥漫たり、竿を持つの叟と為ることを願ふ。