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王十一の南遊を餞す
英語詩訳(意訳)
霞む水面のかなた君を送れば、
あふれる涙がこの手巾を濡らす。
はるか飛鳥は虚空へ消え去り、
無言の山並みだけが私を見つめる。
一艘の帆が遠く長江を下りゆき、
夕陽が五湖の春景色を染め上げる。
誰ぞ見ておらん、州渚のほとりで、
白蘋とともに散るこの断腸の思いを。
あふれる涙がこの手巾を濡らす。
はるか飛鳥は虚空へ消え去り、
無言の山並みだけが私を見つめる。
一艘の帆が遠く長江を下りゆき、
夕陽が五湖の春景色を染め上げる。
誰ぞ見ておらん、州渚のほとりで、
白蘋とともに散るこの断腸の思いを。
原文・ピンイン
望君煙水闊,揮手淚霑巾。
飛鳥沒何處,青山空向人。
長江一帆遠,落日五湖春。
誰見汀洲上,相思愁白蘋。
飛鳥沒何處,青山空向人。
長江一帆遠,落日五湖春。
誰見汀洲上,相思愁白蘋。
文献直訳
君を望めば煙水は広く、手を振れば涙は巾を濡らす。
飛鳥は何処にか没し、青山は空しく人に向かう。
長江の一帆は遠く、落日の五湖は春。
誰か見る汀洲の上、相思いて白蘋に愁うを。
飛鳥は何処にか没し、青山は空しく人に向かう。
長江の一帆は遠く、落日の五湖は春。
誰か見る汀洲の上、相思いて白蘋に愁うを。