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渭川田家
英語詩訳(意訳)
傾く夕陽がのどかな村を照らし出し、家路を急ぐ牛や羊の群れが細い小道を行き交う。老いた夫は日暮れに遅れる牧童の身を案じ、粗末な柴の門にもたれて帰りを待ちわびる。麦の若葉が萌え出る野辺には雉の鳴き声が響き、桑の葉がまばらになる頃、家々では蚕が眠りにつく。肩に鍬をかついだ農夫たちが戻り、道すがら顔を合わせていつまでも名残惜しそうに語り合う。こうした農村の営みを目の当たりにし、私は俗塵を離れた閑寂な生活を心から慕い、しみじみと帰家を嘆く古詩の節を口ずさむのであった。
原文・ピンイン
斜陽照墟落,窮巷牛羊歸。
野老念牧童,倚杖候荊扉。
雉雊麥苗秀,蠶眠桑葉稀。
田夫荷鋤至,相見語依依。
即此羨閑逸,悵然吟式微。
野老念牧童,倚杖候荊扉。
雉雊麥苗秀,蠶眠桑葉稀。
田夫荷鋤至,相見語依依。
即此羨閑逸,悵然吟式微。
文献直訳
斜陽が村落を照らし、狭い路地を牛や羊が帰る。野の老人は牧童を思い、杖を頼りにして荊の扉で待ち構える。キジが鳴き麦の芽は茂り、カイコが眠る頃には桑の葉はまばらになる。農夫は鍬を担いでやって来て、互いに出会うと名残惜しそうに語り合う。まさにこの光景に閑逸を羨み、物思いに沈みながら「式微」の詩を吟じる。