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夏口より鸚鵡洲に至り夕べに岳陽を望み、源中丞に寄す
英語詩訳(意訳)
洲渚は波も煙もなく静まりかえり、
楚より来たる旅人は果てしない望郷に暮れる。
漢口の夕陽の中を鳥たちが斜めに横切り、
洞庭の秋の水は遠く大空へと溶け込んでいく。
冷えきった山裾を背にした孤城に角笛が響き渡り、
川辺の寂れた砦には夜の舟がひっそりと繋がれる。
かつて賈誼が漢王朝を憂えて上奏したように、
長沙へと流されたその悲しみは今も昔も人の胸を打つ。
楚より来たる旅人は果てしない望郷に暮れる。
漢口の夕陽の中を鳥たちが斜めに横切り、
洞庭の秋の水は遠く大空へと溶け込んでいく。
冷えきった山裾を背にした孤城に角笛が響き渡り、
川辺の寂れた砦には夜の舟がひっそりと繋がれる。
かつて賈誼が漢王朝を憂えて上奏したように、
長沙へと流されたその悲しみは今も昔も人の胸を打つ。
原文・ピンイン
[汀]洲無浪復無煙,楚客相思益渺然。
漢口夕陽斜渡鳥,洞庭秋水遠連天。
孤城背嶺寒吹角,獨戍臨江夜泊船。
賈誼上書憂漢室,長沙謫去古今憐。
漢口夕陽斜渡鳥,洞庭秋水遠連天。
孤城背嶺寒吹角,獨戍臨江夜泊船。
賈誼上書憂漢室,長沙謫去古今憐。
文献直訳
汀洲波無くまた煙無し、楚客相思いてますます渺然たり。
漢口の夕陽に斜めに渡る鳥、洞庭の秋水遠く天に連なる。
孤城嶺を背にして寒く角を吹き、独戍江に臨みて夜船を泊つ。
賈誼上書して漢室を憂う、長沙に謫去されて古今憐れむ。
漢口の夕陽に斜めに渡る鳥、洞庭の秋水遠く天に連なる。
孤城嶺を背にして寒く角を吹き、独戍江に臨みて夜船を泊つ。
賈誼上書して漢室を憂う、長沙に謫去されて古今憐れむ。