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北青蘿
英語詩訳(意訳)
西す沈む夕日は谷の陰に消え失せ、草ぶきの庵に独り住む僧を訪ねる。
積もった落葉ばかりで人の姿はなく、冷たい雲が幾重にも険しい道を遮る。
僧は静けさの中、夜の初めの磬子(きんす)を独り打ち鳴らし、
のんびりと一本の藤の杖に身をもたせかけている。
このちっぽけな微塵のような世界において、
どうして我が心がなお愛や憎しみに捉われようか。
積もった落葉ばかりで人の姿はなく、冷たい雲が幾重にも険しい道を遮る。
僧は静けさの中、夜の初めの磬子(きんす)を独り打ち鳴らし、
のんびりと一本の藤の杖に身をもたせかけている。
このちっぽけな微塵のような世界において、
どうして我が心がなお愛や憎しみに捉われようか。
原文・ピンイン
殘陽西入崦,茅屋訪孤僧。
落葉人何在,寒雲路幾層。
獨敲初夜磬,閑倚一枝藤。
世界微塵裏,吾寧愛與憎。
落葉人何在,寒雲路幾層。
獨敲初夜磬,閑倚一枝藤。
世界微塵裏,吾寧愛與憎。
文献直訳
残陽西して嵒(がん)に入り、茅屋孤僧を訪う。
落葉人何れす処ぞ、寒雲路幾層。
独り初夜の磬を打ち、閑に一枝の藤に倚る。
世界微塵の裏(うち)、吾れ寧んぞ愛と憎とをあらんや。
落葉人何れす処ぞ、寒雲路幾層。
独り初夜の磬を打ち、閑に一枝の藤に倚る。
世界微塵の裏(うち)、吾れ寧んぞ愛と憎とをあらんや。