ブックマーク
To bookmark this poem:
Press Ctrl + D (Windows) or ⌘ + D (Mac).
Press Ctrl + D (Windows) or ⌘ + D (Mac).
獄中詠蟬
英語詩訳(意訳)
秋色更くる西風に蟬の声は天に響き、
南冠を戴く囚われの旅人は郷愁に胸を浸す。
いかに耐えられよう、あの黒髪の如き影が、
我が白髪の嘆きに向かい合うさまを。
重き露に翼は濡れて飛び難く、
吹きすさぶ風は調べをかき消す。
誰一人としてその高潔を信ずる者なき今、
誰が我が真心を世に表わしてくれるのか。
南冠を戴く囚われの旅人は郷愁に胸を浸す。
いかに耐えられよう、あの黒髪の如き影が、
我が白髪の嘆きに向かい合うさまを。
重き露に翼は濡れて飛び難く、
吹きすさぶ風は調べをかき消す。
誰一人としてその高潔を信ずる者なき今、
誰が我が真心を世に表わしてくれるのか。
原文・ピンイン
西陸蟬聲唱,南冠客思侵。
那堪玄鬢影,來對白頭吟。
露重飛難進,風多響易沈。
無人信高潔,誰爲表予心。
那堪玄鬢影,來對白頭吟。
露重飛難進,風多響易沈。
無人信高潔,誰爲表予心。
文献直訳
西陸に蟬声鳴き、南冠の客思侵す。
那んらん玄鬢の影、来りて白頭の吟に対すを。
露重くして飛び進み難く、風多くして響き沈み易し。
無人信ず高潔を、誰が為にか予が心を表わさん。
那んらん玄鬢の影、来りて白頭の吟に対すを。
露重くして飛び進み難く、風多くして響き沈み易し。
無人信ず高潔を、誰が為にか予が心を表わさん。