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宮詞
英語詩訳(意訳)
重畳たる楼閣に暁の化粧を施しおのおの整え、
望仙楼の上から君主の御幸を遥かに待ち望む。
門の金獣の把手は鎖に冷たく環を連ね、
銅竜の水時計は滴り落ちて昼の刻は果てしなく長い。
雲のごとき髪を梳き終えてもなお鏡に向かい合い、
薄絹の衣を替えてはさらに芳香を纏わせる。
遥かに覗き見る正殿の御簾の開かれたその場所では、
束帯の宮女たちがひたすら御床を掃いている。
望仙楼の上から君主の御幸を遥かに待ち望む。
門の金獣の把手は鎖に冷たく環を連ね、
銅竜の水時計は滴り落ちて昼の刻は果てしなく長い。
雲のごとき髪を梳き終えてもなお鏡に向かい合い、
薄絹の衣を替えてはさらに芳香を纏わせる。
遥かに覗き見る正殿の御簾の開かれたその場所では、
束帯の宮女たちがひたすら御床を掃いている。
原文・ピンイン
十二樓中盡曉妝,望仙樓上望君王。
鎖銜金獸連環冷,水滴銅龍晝漏長。
雲髻罷梳還對鏡,羅衣欲換更添香。
遙窺正殿簾開處,袍袴宮人掃御牀。
鎖銜金獸連環冷,水滴銅龍晝漏長。
雲髻罷梳還對鏡,羅衣欲換更添香。
遙窺正殿簾開處,袍袴宮人掃御牀。
文献直訳
十二の楼中 みな暁の粧いをし、望仙楼の上にて君王を望む。
鎖の銜ゆる金獣 連環冷やかに、水は滴る銅竜 昼の漏刻長し。
雲の髻は梳き罷えてなお鏡に対ひ、羅の衣は換へんと欲して更に香を添ふ。
遥かに窺ふ正殿 簾の開くる所、袍袴の宮人 御床を掃く。
鎖の銜ゆる金獣 連環冷やかに、水は滴る銅竜 昼の漏刻長し。
雲の髻は梳き罷えてなお鏡に対ひ、羅の衣は換へんと欲して更に香を添ふ。
遥かに窺ふ正殿 簾の開くる所、袍袴の宮人 御床を掃く。