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賊平後送人北歸
英語詩訳(意訳)
乱世のなかにともに南へ逃れ来て
時世の清まった今、君はひとり北へ帰る。
異郷の地で互いに頭髪も白くなり
古里へ戻れば変わらぬ青山が出迎える。
明け方の月は崩れ果てた砦をかすめ過ぎ
群れ飛ぶ星の下、古い関所で宿をとる。
冷えきった鳥と枯れ果てた草が
旅人の憂いに満ちた顔をどこまでも伴っていく。
時世の清まった今、君はひとり北へ帰る。
異郷の地で互いに頭髪も白くなり
古里へ戻れば変わらぬ青山が出迎える。
明け方の月は崩れ果てた砦をかすめ過ぎ
群れ飛ぶ星の下、古い関所で宿をとる。
冷えきった鳥と枯れ果てた草が
旅人の憂いに満ちた顔をどこまでも伴っていく。
原文・ピンイン
世亂同南去,時清獨北還。
他鄉生白髮,舊國見青山。
曉月過殘壘,繁星宿故關。
寒禽與衰草,處處伴愁顏。
他鄉生白髮,舊國見青山。
曉月過殘壘,繁星宿故關。
寒禽與衰草,處處伴愁顏。
文献直訳
世乱れて同じく南へ行き、時清らかにして独り北へ還る。他郷に白髪を生じ、旧国に青山を見つ。暁月は残塁を過ぎ、繁星は故関に宿る。寒禽と衰草と、処処に愁顔に伴う。