ブックマーク
To bookmark this poem:
Press Ctrl + D (Windows) or ⌘ + D (Mac).
Press Ctrl + D (Windows) or ⌘ + D (Mac).
全椒山中の道士に寄す
英語詩訳(意訳)
朝ぼらけ官舎の冷え込みしなか、山に隠棲する君の姿をふと思い起こす。
谷底で細枝を束ねてたきぎとし、世俗を断って白石を煮る清らかな日々。
せめての一杯の酒を携えて、吹きすさぶ風雨の夕べを慰めに行きたいものだ。
だが、落葉の埋め尽くす果てしない山々で、いま私はどこを頼り君の足跡を探せばよいのか。
谷底で細枝を束ねてたきぎとし、世俗を断って白石を煮る清らかな日々。
せめての一杯の酒を携えて、吹きすさぶ風雨の夕べを慰めに行きたいものだ。
だが、落葉の埋め尽くす果てしない山々で、いま私はどこを頼り君の足跡を探せばよいのか。
原文・ピンイン
今朝郡齋冷,忽念山中客。
澗底束荊薪,歸來煮白石。
欲持一瓢酒,遠慰風雨夕。
落葉滿空山,何處尋行跡。
澗底束荊薪,歸來煮白石。
欲持一瓢酒,遠慰風雨夕。
落葉滿空山,何處尋行跡。
文献直訳
今朝郡の書斎は寒く、ふと山中の客を思う。渓の底で荊の柴束ね、帰り来て白石を煮る。ひとたびの一瓢の酒を持し、遠く風雨の夕べを慰めんと欲す。落葉は空山に満ち、何れの処にか行跡を尋ねん。