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李儋・元錫に寄す
英語詩訳(意訳)
去年の花の下で君と別れてより、
はや幾星霜、今日また花が咲く。
茫々たる世の憂いに身を焦がしつつ、
春の愁いを抱き独り床に就く。
病に伏して故郷の田園を慕い、
流民あふれるなかで無為の禄を食む恥ずかしさ。
君が訪れてくれるとの報せを聞き、
西楼に昇りて、幾たび月が満ちるのを数えたことか。
はや幾星霜、今日また花が咲く。
茫々たる世の憂いに身を焦がしつつ、
春の愁いを抱き独り床に就く。
病に伏して故郷の田園を慕い、
流民あふれるなかで無為の禄を食む恥ずかしさ。
君が訪れてくれるとの報せを聞き、
西楼に昇りて、幾たび月が満ちるのを数えたことか。
原文・ピンイン
去年花裏逢君別,今日花開已一年。
世事茫茫難自料,春愁黯黯獨成眠。
身多疾病思田裏,邑有流亡愧俸錢。
聞道欲來相問訊,西樓望月幾廻圓。
世事茫茫難自料,春愁黯黯獨成眠。
身多疾病思田裏,邑有流亡愧俸錢。
聞道欲來相問訊,西樓望月幾廻圓。
文献直訳
昨年花の中で君に遭い別れ、今日花が咲いてすでに一年。世事は茫々として自ら料(はか)りがたく、春の愁いは黯々として独り眠りをなす。身に疾病多くして田裏を思い、邑に流亡あって俸銭に愧づる。聞くならく来たりて相問訊せんと欲すとのたまう、西楼で月を望むこと幾回円うか。