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夜帰鹿門山歌
英語詩訳(意訳)
山寺の鐘が鳴りわたり、日はすでに夕闇に溶けてゆく。
漁梁の賑わう渡し場では、人々が舟を求めて声を競い合う。
砂の小道をたどって村里へ帰る家路の人々、
私はひとり小舟を浮かべ、鹿門山へと舵を切る。
おぼろな鹿門の月が霧深き木々の間を照らし出し、
気づけば龐公がかつて身を潜めた隠棲の地にたどり着く。
石の門戸と松陰の小径とは、今も昔も物寂しく、
そこを行き来するのは、ただ夜の静寂に生きるひとりの隠者のみ。
漁梁の賑わう渡し場では、人々が舟を求めて声を競い合う。
砂の小道をたどって村里へ帰る家路の人々、
私はひとり小舟を浮かべ、鹿門山へと舵を切る。
おぼろな鹿門の月が霧深き木々の間を照らし出し、
気づけば龐公がかつて身を潜めた隠棲の地にたどり着く。
石の門戸と松陰の小径とは、今も昔も物寂しく、
そこを行き来するのは、ただ夜の静寂に生きるひとりの隠者のみ。
原文・ピンイン
山寺鐘鳴晝已昏,漁梁渡頭爭渡喧。
人隨沙路向江村,餘亦乘舟歸鹿門。
鹿門月照開煙樹,忽到龐公棲隱處。
巖扉松徑長寂寥,惟有幽人夜來去。
人隨沙路向江村,餘亦乘舟歸鹿門。
鹿門月照開煙樹,忽到龐公棲隱處。
巖扉松徑長寂寥,惟有幽人夜來去。
文献直訳
山寺の鐘鳴りて昼既に昏く、漁梁の渡頭渡りを争いて喧し。人沙路に従い江村に向かい、余り亦た舟に乗りて鹿門に帰る。鹿門の月照りて煙樹を開き、忽ち龐公の棲隠処に至る。岩扉松径長らく寂寥たり、惟だ幽人有りて夜来去す。