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無題 其一
英語詩訳(意訳)
昨夜の星、昨夜の吹きすさぶ風、
彩楼の西、桂堂の東。
われらの身には双飛の翼を持つ極彩色の鳳凰はなくとも、
ふたりの心には霊犀の角のひとすじの光が通い合う。
席を隔てて鉤を渡し、春酒はぬくもり、
群れをわけて覆いを射る遊戲に蝋燭の灯りは赤く照る。
あぁ、朝の鼓の音に急かされて官務へ赴き、
蘭台へと駆ける馬は、ちぎれた蓬の如くさまよう。
彩楼の西、桂堂の東。
われらの身には双飛の翼を持つ極彩色の鳳凰はなくとも、
ふたりの心には霊犀の角のひとすじの光が通い合う。
席を隔てて鉤を渡し、春酒はぬくもり、
群れをわけて覆いを射る遊戲に蝋燭の灯りは赤く照る。
あぁ、朝の鼓の音に急かされて官務へ赴き、
蘭台へと駆ける馬は、ちぎれた蓬の如くさまよう。
原文・ピンイン
昨夜星辰昨夜風,畫樓西畔桂堂東。
身無綵鳳雙飛翼,心有靈犀一點通。
隔座送鉤春酒暖,分曹射覆蠟燈紅。
嗟餘聽鼓應官去,走馬蘭臺類斷蓬。
身無綵鳳雙飛翼,心有靈犀一點通。
隔座送鉤春酒暖,分曹射覆蠟燈紅。
嗟餘聽鼓應官去,走馬蘭臺類斷蓬。
文献直訳
昨夜の星昨夜の風、画楼の西畔桂堂の東。
身に綵鳳の双飛の翼無く、心に霊犀の一点通ず。
座を隔てて鉤を送る春酒暖かく、曹を分けて覆を射て蝋灯紅なり。
嗟呼として余は鼓を聴いて応官し去り、蘭台に馬を走らすこと断蓬の如し。
身に綵鳳の双飛の翼無く、心に霊犀の一点通ず。
座を隔てて鉤を送る春酒暖かく、曹を分けて覆を射て蝋灯紅なり。
嗟呼として余は鼓を聴いて応官し去り、蘭台に馬を走らすこと断蓬の如し。