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無題 其一
英語詩訳(意訳)
鳳の羽の文様浮かぶ幾重もの香しい薄絹よ
深い夜の静けさのなか碧の帳を縫いあげる
月魄のごとき扇は秘めたる面映ゆさを隠しきれず
轟く雷鳴のような車の響きに言葉はかき消されて届かない
かつては寂しく黄金の灯心も燃え尽きて暗かったが
いまは音信も絶えたまま石榴の花だけがただ赤く燃え盛る
深い夜の静けさのなか碧の帳を縫いあげる
月魄のごとき扇は秘めたる面映ゆさを隠しきれず
轟く雷鳴のような車の響きに言葉はかき消されて届かない
かつては寂しく黄金の灯心も燃え尽きて暗かったが
いまは音信も絶えたまま石榴の花だけがただ赤く燃え盛る
原文・ピンイン
鳳尾香羅薄幾重,碧文圓頂夜深縫。
扇裁月魄羞難掩,車走雷聲語未通。
曾是寂寥金燼暗,斷無消息石榴紅。
扇裁月魄羞難掩,車走雷聲語未通。
曾是寂寥金燼暗,斷無消息石榴紅。
文献直訳
鳳尾の香羅は薄くして幾重ぞ、碧文の円頂夜深く縫う。
扇は月魄を裁ちて羞いは隠し難く、車は雷声を走らせて語はいまだ通ぜず。
かつては寂寥として金燼暗く、断じて消息なくして石榴紅なり。
扇は月魄を裁ちて羞いは隠し難く、車は雷声を走らせて語はいまだ通ぜず。
かつては寂寥として金燼暗く、断じて消息なくして石榴紅なり。