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積雨輞川荘作
英語詩訳(意訳)
長雨けぶる空の森竈の煙はのろく消え、
東の畑へかかげるは、茹でし藜(あかざ)とあわの飯。
どこまでも続く水田に白鷺は舞い飛び、
深い青葉の夏の木で黄鶯(こうおう)はさえずる。
山奥に静寂を修めつつ朝顔の花を眺め、
松の下、清らかな精進の膳に露の葵を摘み取る。
世を捨てた隠者は争いの心をも遠ざけ、
心清ければ、なぜ白い鴎とて疑うことがあろうか。
東の畑へかかげるは、茹でし藜(あかざ)とあわの飯。
どこまでも続く水田に白鷺は舞い飛び、
深い青葉の夏の木で黄鶯(こうおう)はさえずる。
山奥に静寂を修めつつ朝顔の花を眺め、
松の下、清らかな精進の膳に露の葵を摘み取る。
世を捨てた隠者は争いの心をも遠ざけ、
心清ければ、なぜ白い鴎とて疑うことがあろうか。
原文・ピンイン
積雨空林煙火遲,蒸藜炊黍餉東菑。
漠漠水田飛白鷺,陰陰夏木囀黃鸝。
山中習靜觀朝槿,松下清齋折露葵。
野老與人爭席罷,海鷗何事更相疑。
漠漠水田飛白鷺,陰陰夏木囀黃鸝。
山中習靜觀朝槿,松下清齋折露葵。
野老與人爭席罷,海鷗何事更相疑。
文献直訳
積雨の空林煙火遅く、藜を蒸し黍を炊きて東菑に餉う。
漠漠たる水田に白鷺飛び、陰陰たる夏木に黄鸝囀る。
山中に静を習いて朝槿を観、松下に清齋して露葵を折る。
野老は人と席を争うを罷め、海鷗は何の事か更に見疑う。
漠漠たる水田に白鷺飛び、陰陰たる夏木に黄鸝囀る。
山中に静を習いて朝槿を観、松下に清齋して露葵を折る。
野老は人と席を争うを罷め、海鷗は何の事か更に見疑う。