ブックマーク
To bookmark this poem:
Press Ctrl + D (Windows) or ⌘ + D (Mac).
Press Ctrl + D (Windows) or ⌘ + D (Mac).
訴衷情・清晨簾幕卷輕霜
英語詩訳(意訳)
朝もやの簾はねあげる薄氷の朝
息を吹きかけ指先あたため梅化粧を施す
心の底にわだかまる離別の恨みゆえに
眉を遠山のかたちに長く描き出す
過ぎ去りし日々をしのび 散りゆく芳しさを惜しみ
心はいともたやすく傷つきやすい
さあ歌おうとすれば眉根はかたく寄せられ
微笑もうとすればかえってしかめ面になる——
あまたの苦痛のなかでも これほどまでに魂を引き裂くものはない
息を吹きかけ指先あたため梅化粧を施す
心の底にわだかまる離別の恨みゆえに
眉を遠山のかたちに長く描き出す
過ぎ去りし日々をしのび 散りゆく芳しさを惜しみ
心はいともたやすく傷つきやすい
さあ歌おうとすれば眉根はかたく寄せられ
微笑もうとすればかえってしかめ面になる——
あまたの苦痛のなかでも これほどまでに魂を引き裂くものはない
原文・ピンイン
清晨簾幕卷輕霜。
呵手試梅妝。
都緣自有離恨,故畫作遠山長。
思往事,惜流芳。
易成傷。
擬歌先斂,欲笑還顰,最斷人腸。
呵手試梅妝。
都緣自有離恨,故畫作遠山長。
思往事,惜流芳。
易成傷。
擬歌先斂,欲笑還顰,最斷人腸。
文献直訳
清晨の簾幕 軽霜を巻く。
手を呵して梅粧を試みる。
都て縁りて自ら離恨有れば、故に画きて遠山長となす。
往事を思い、流芳を惜しむ。
成り易く傷まる。
歌わんと擬して先ず斂め、笑わんと欲して還た顰め、最も人の腸を断つ。
手を呵して梅粧を試みる。
都て縁りて自ら離恨有れば、故に画きて遠山長となす。
往事を思い、流芳を惜しむ。
成り易く傷まる。
歌わんと擬して先ず斂め、笑わんと欲して還た顰め、最も人の腸を断つ。