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水調歌頭・明月幾時有
英語詩訳(意訳)
盃を手に青空へ問う、明るい月はいつからあるのかと。
星空の宮殿では今宵はいったい何年なのだろうか。
風に乗ってあの天上の故郷へ帰りたいと願うものの、
あの水晶の塔や玉の殿堂は、
高すぎるがゆえに凍てつく寒さに耐えられまいと気後れする。
立ち上がりて舞い踊り、わが影と戯れてみれば、
この俗世間の温もりこそ捨てがたいと思い至る。
月光は朱塗りの御殿をめぐり、格子戸をすべり降り、
眠れぬ人々の床をひそやかに照らし出す。
月はいったい人間に何の恨みがあって、
人々が引き裂かれる別れの時ばかりを狙って円満になるのか。
人には悲しみと喜び、別れと再会があり、
月には曇りと晴れ、満ち欠けがある。
この世において完璧なことなど、古より何一つないのだ。
ただ願わくは、人々が末長く健やかであってほしい。
たとえ千里の隔たりがあろうとも、同じ美しい月を共に愛でられますように。
星空の宮殿では今宵はいったい何年なのだろうか。
風に乗ってあの天上の故郷へ帰りたいと願うものの、
あの水晶の塔や玉の殿堂は、
高すぎるがゆえに凍てつく寒さに耐えられまいと気後れする。
立ち上がりて舞い踊り、わが影と戯れてみれば、
この俗世間の温もりこそ捨てがたいと思い至る。
月光は朱塗りの御殿をめぐり、格子戸をすべり降り、
眠れぬ人々の床をひそやかに照らし出す。
月はいったい人間に何の恨みがあって、
人々が引き裂かれる別れの時ばかりを狙って円満になるのか。
人には悲しみと喜び、別れと再会があり、
月には曇りと晴れ、満ち欠けがある。
この世において完璧なことなど、古より何一つないのだ。
ただ願わくは、人々が末長く健やかであってほしい。
たとえ千里の隔たりがあろうとも、同じ美しい月を共に愛でられますように。
原文・ピンイン
明月幾時有,把酒問青天。
不知天上宮闕,今夕是何年。
我欲乘風歸去,又恐瓊樓玉宇,高處不勝寒。
起舞弄清影,何似在人間。
轉朱閣,低綺戶,照無眠。
不應有恨,何事長向別時圓。
人有悲歡離合,月有陰晴圓缺,此事古難全。
但願人長久,千里共嬋娟。
不知天上宮闕,今夕是何年。
我欲乘風歸去,又恐瓊樓玉宇,高處不勝寒。
起舞弄清影,何似在人間。
轉朱閣,低綺戶,照無眠。
不應有恨,何事長向別時圓。
人有悲歡離合,月有陰晴圓缺,此事古難全。
但願人長久,千里共嬋娟。
文献直訳
明月いつの時より有るか、酒を把りて青天に問う。
知らず天上の中闕、今夕は是れ何年なるかを。
我れ風に乗りて帰り去らんと欲し、又うれう瓊楼玉宇、高処は寒さに勝えざるを。
起ちて舞い清影を弄す、何ぞ人間にあるに似んや。
朱閣を転じ、綺戸を低くし、無眠を照らす。
恨みを有すること無しと不あべし、何事ぞ長らく別時の際に円かなる。
人に悲歓離合有り、月に陰晴円欠有り、此の事古より全きこと難し。
但だ願わくは人長く生き、千里共に嬋娟をせんことを。
知らず天上の中闕、今夕は是れ何年なるかを。
我れ風に乗りて帰り去らんと欲し、又うれう瓊楼玉宇、高処は寒さに勝えざるを。
起ちて舞い清影を弄す、何ぞ人間にあるに似んや。
朱閣を転じ、綺戸を低くし、無眠を照らす。
恨みを有すること無しと不あべし、何事ぞ長らく別時の際に円かなる。
人に悲歓離合有り、月に陰晴円欠有り、此の事古より全きこと難し。
但だ願わくは人長く生き、千里共に嬋娟をせんことを。