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虞美人
英語詩訳(意訳)
曲がる欄干の向こう、空は水のように澄み渡り、
昨夜も私はまた、そこに寄りかかって嘆いた。
かつては明るい月をふたりの逢瀬になぞらえ、
月が満ちるたび、あなたの帰りを待ちわびたものだった。
絹衣は擦り切れても、かつての香りはなお残り、
私たちの変わらぬ誓いを、一体誰が変えてしまったのか。
春の別れの恨みに、琴の緒を調える気力もなく、
ただ二筋の涙が、宝飾の箏の前にこぼれ落ちる。
昨夜も私はまた、そこに寄りかかって嘆いた。
かつては明るい月をふたりの逢瀬になぞらえ、
月が満ちるたび、あなたの帰りを待ちわびたものだった。
絹衣は擦り切れても、かつての香りはなお残り、
私たちの変わらぬ誓いを、一体誰が変えてしまったのか。
春の別れの恨みに、琴の緒を調える気力もなく、
ただ二筋の涙が、宝飾の箏の前にこぼれ落ちる。
原文・ピンイン
曲闌干外天如水。
昨夜還曾倚。
初將明月比佳期。
長向月圓時候、望人歸。
羅衣著破前香在。
舊意誰教改。
一春離恨懶調絃。
猶有兩行閒淚、寶箏前。
昨夜還曾倚。
初將明月比佳期。
長向月圓時候、望人歸。
羅衣著破前香在。
舊意誰教改。
一春離恨懶調絃。
猶有兩行閒淚、寶箏前。
文献直訳
曲りくねった手すりの外、天は水の如し。
昨夜もなおかつ寄りかかりたり。
はじめ明月を佳期に比す。
長たること月円満の時に向かって、人の帰るを望む。
羅衣著て破れて前の香在り。
旧意誰か変えしむ。
一春の離恨、調絃するに怠し。
猶お両行の閒涙あり、宝箏の前。
昨夜もなおかつ寄りかかりたり。
はじめ明月を佳期に比す。
長たること月円満の時に向かって、人の帰るを望む。
羅衣著て破れて前の香在り。
旧意誰か変えしむ。
一春の離恨、調絃するに怠し。
猶お両行の閒涙あり、宝箏の前。