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風入松・西湖春遊
英語詩訳(意訳)
春たけなわ 銭を費やし花を買い
日々まどろむや 麗しき花のかげ
駿馬はなじむ 西湖への古き道
酒屋をすぎて 誇らしげにいななくよ
紅の杏かほり 笛太鼓の響きあり
緑の柳なびき 揺れるブランコのかげ
十里の暖風は 美女たちのための空
烏有の髪には あふれる花飾り
彩舟は春をのせて 静かに去りゆき
残る思いは 湖の水と霧に託さん
明日はふたたび 二日酔いをいたわりつつ
道ばたに落ちし 花のかんざしを尋ねん
日々まどろむや 麗しき花のかげ
駿馬はなじむ 西湖への古き道
酒屋をすぎて 誇らしげにいななくよ
紅の杏かほり 笛太鼓の響きあり
緑の柳なびき 揺れるブランコのかげ
十里の暖風は 美女たちのための空
烏有の髪には あふれる花飾り
彩舟は春をのせて 静かに去りゆき
残る思いは 湖の水と霧に託さん
明日はふたたび 二日酔いをいたわりつつ
道ばたに落ちし 花のかんざしを尋ねん
原文・ピンイン
一春長費買花錢。
日日醉花邊。
玉驄慣識西湖路,驕嘶過、沽酒壚前。
紅杏香中簫鼓,綠楊影裏鞦韆。
暖風十里麗人天。
花壓髻雲偏。
畫船載取春歸去,餘情寄、湖水湖煙。
明日重扶殘醉,來尋陌上花鈿。
日日醉花邊。
玉驄慣識西湖路,驕嘶過、沽酒壚前。
紅杏香中簫鼓,綠楊影裏鞦韆。
暖風十里麗人天。
花壓髻雲偏。
畫船載取春歸去,餘情寄、湖水湖煙。
明日重扶殘醉,來尋陌上花鈿。
文献直訳
ひと春のあいだ長年花を買う金に費やし、日日花のほとりで酔う。玉の駿馬は西湖の道に慣れ親しみ、誇らしげにいななきながら酒売りの酒屋の前を過ぎる。赤い杏の花の香りの中では笛や太鼓が鳴り響き、緑の柳の影の中にはブランコがかかる。暖かい風十里、麗人のための天候。花は雲の如き髪の毛に押し付けられて偏っている。彩られた舟は春を乗せて去り、残された情愛は湖の水と湖の煙に託される。明日、再び残された酔いを支えながら、道ばたの忘れられた花飾りの髪飾りを探しに来る。