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宴清都・紅梅と宮廷の怨恨
英語詩訳(意訳)
刺繍の帳(とばり)とおしどりの柱のもと、
深紅の情は縺れ合い、艶やかな黒髪の雲は低く秦の木々を覆う。
寄り添う芳醇な根、宝石箱のようにつぼみ開き、
錦の屏風の裏で、嫉妬の眼差しが向けられる。
東風はまどろみから覚め、枝々を絡ませれば、
花々は玉の簪(かんざし)や燕の股を夢に描く。
明るく灯る蠟燭は賑やかな歓楽の群れを照らし出し、
冷やかに寂れた月の兎は、あまりの華やぎに身を隠す。
人の世の数多の感傷は幽寂として果てなく、
華清の湯で春の風と露が満ちあふれた日々を思わせる。
重ねた髪は互いを温め、心は固く結ばれ、
かつて皇恩をこうむったあの場所へと向かう。
いま誰に頼んで『長恨歌』を歌わせられようか。
暗い殿堂では秋の灯火が夜の語らいを閉ざし、
古の誓いを語り合い、春の盟約を違えずに、
赤い朝と翡翠の夕暮れを生きる。
深紅の情は縺れ合い、艶やかな黒髪の雲は低く秦の木々を覆う。
寄り添う芳醇な根、宝石箱のようにつぼみ開き、
錦の屏風の裏で、嫉妬の眼差しが向けられる。
東風はまどろみから覚め、枝々を絡ませれば、
花々は玉の簪(かんざし)や燕の股を夢に描く。
明るく灯る蠟燭は賑やかな歓楽の群れを照らし出し、
冷やかに寂れた月の兎は、あまりの華やぎに身を隠す。
人の世の数多の感傷は幽寂として果てなく、
華清の湯で春の風と露が満ちあふれた日々を思わせる。
重ねた髪は互いを温め、心は固く結ばれ、
かつて皇恩をこうむったあの場所へと向かう。
いま誰に頼んで『長恨歌』を歌わせられようか。
暗い殿堂では秋の灯火が夜の語らいを閉ざし、
古の誓いを語り合い、春の盟約を違えずに、
赤い朝と翡翠の夕暮れを生きる。
原文・ピンイン
繡幄鴛鴦柱。
紅情密,膩雲低護秦樹。
芳根兼倚,花梢鈿合,錦屏人妒。
東風睡足交枝,正夢花、瑤釵燕股。
障灩蠟、滿照歡叢,嫠蟾冷落羞度。
人間萬感幽單,華清慣浴,春盎風露。
連鬟並暖,同心共結,向承恩處。
憑誰爲歌長恨,暗殿鎖、秋燈夜語。
敘舊期、不負春盟,紅朝翠暮。
紅情密,膩雲低護秦樹。
芳根兼倚,花梢鈿合,錦屏人妒。
東風睡足交枝,正夢花、瑤釵燕股。
障灩蠟、滿照歡叢,嫠蟾冷落羞度。
人間萬感幽單,華清慣浴,春盎風露。
連鬟並暖,同心共結,向承恩處。
憑誰爲歌長恨,暗殿鎖、秋燈夜語。
敘舊期、不負春盟,紅朝翠暮。
文献直訳
刺繍の帳、おしどりの柱。
赤い情は密に、油雲は低く秦の樹を護る。
芳しい根はより添い、花の梢は鈿の合、錦屏の人は妬む。
東風は眠り足りて枝を交え、まさに花を夢む、瑶の釵、燕の股。
明らかな蠟燭を障り、歓の叢をあまねく照らし、嫠の蟾は冷落として度るを羞ず。
人間万感は幽単にして、華清は浴するに慣れ、春は風露に盎(あふ)る。
連ねたる鬟は並びて暖かく、同心は共に結び、恩を承くる処に向かう。
誰に憑りてか長恨歌を歌わしめん、暗い殿には秋の灯が夜の語らいを鎖す。
旧き期を叙し、春の盟いを負わず、赤い朝に緑の暮。
赤い情は密に、油雲は低く秦の樹を護る。
芳しい根はより添い、花の梢は鈿の合、錦屏の人は妬む。
東風は眠り足りて枝を交え、まさに花を夢む、瑶の釵、燕の股。
明らかな蠟燭を障り、歓の叢をあまねく照らし、嫠の蟾は冷落として度るを羞ず。
人間万感は幽単にして、華清は浴するに慣れ、春は風露に盎(あふ)る。
連ねたる鬟は並びて暖かく、同心は共に結び、恩を承くる処に向かう。
誰に憑りてか長恨歌を歌わしめん、暗い殿には秋の灯が夜の語らいを鎖す。
旧き期を叙し、春の盟いを負わず、赤い朝に緑の暮。