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漁家傲・小雨廉纖風細細
英語詩訳(意訳)
細き雨降りて風は微かに吹かれ、
家々の柳は軽き霧に包まる。
湿りたる花は枝にすがりて飛び得ず、
我が愁いは何ものにも比すべからず。
過ぎゆく春を西へ流るる水に託し、
春の九十日はいかに短きぞ。
金の官印を売り尽くしても引き止める術はなく、
東城の酒場へと伝言を送らん、
命を賭しての一度の痛飲に身を委ねよと。
今日の楽しき極みは、やがて来る明日の涙なり。
家々の柳は軽き霧に包まる。
湿りたる花は枝にすがりて飛び得ず、
我が愁いは何ものにも比すべからず。
過ぎゆく春を西へ流るる水に託し、
春の九十日はいかに短きぞ。
金の官印を売り尽くしても引き止める術はなく、
東城の酒場へと伝言を送らん、
命を賭しての一度の痛飲に身を委ねよと。
今日の楽しき極みは、やがて来る明日の涙なり。
原文・ピンイン
小雨廉纖風細細。
萬家楊柳輕煙裏。
戀樹溼花飛不起。
愁無比。
和春付與西流水。
九十光陰能有幾。
金龜解盡留無計。
寄語東城沽酒市。
拼一醉。
而今樂事他年淚。
萬家楊柳輕煙裏。
戀樹溼花飛不起。
愁無比。
和春付與西流水。
九十光陰能有幾。
金龜解盡留無計。
寄語東城沽酒市。
拼一醉。
而今樂事他年淚。
文献直訳
小雨は廉纖として風は細細たり。
萬家の楊柳、輕煙の裏。
樹に戀う溼花は飛んで起あがらず。
愁いは比ぶる無し。
春を和して西流の水に付す。
九十の光陰能く幾何ぞ。
金龜を解き盡くして留むるに計なし。
東城の沽酒の市に寄語す。
一醉を拼(すつ)む。
而今の樂事は他年の涙。
萬家の楊柳、輕煙の裏。
樹に戀う溼花は飛んで起あがらず。
愁いは比ぶる無し。
春を和して西流の水に付す。
九十の光陰能く幾何ぞ。
金龜を解き盡くして留むるに計なし。
東城の沽酒の市に寄語す。
一醉を拼(すつ)む。
而今の樂事は他年の涙。