ブックマーク
To bookmark this poem:
Press Ctrl + D (Windows) or ⌘ + D (Mac).
Press Ctrl + D (Windows) or ⌘ + D (Mac).
臨江仙・夢後樓臺高鎖
英語詩訳(意訳)
夢のつとめ果てて、楼閣は深く重く鎖され、
酔いから醒ければ、垂れ込めた簾は重く低く垂る。
去年のいま頃の春の恨みが、またぞろ戻り来る。
散りゆく花の中にひとりたたずむ人の影、
細やかな微雨の中、一対のツバメが飛び交う。
思い起こせば、小蘋に初めてまみえたあの日のこと、
重ね心柄を織り出した薄絹の衣をまとっていた。
リュートの弦は、言葉にできぬ恋慕の情をかき鳴らす。
あの日の変らぬ月が、いまも変わらず秋の空を照らし、
かつて彩雲に乗りて帰る彼女の姿を映し出したように。
酔いから醒ければ、垂れ込めた簾は重く低く垂る。
去年のいま頃の春の恨みが、またぞろ戻り来る。
散りゆく花の中にひとりたたずむ人の影、
細やかな微雨の中、一対のツバメが飛び交う。
思い起こせば、小蘋に初めてまみえたあの日のこと、
重ね心柄を織り出した薄絹の衣をまとっていた。
リュートの弦は、言葉にできぬ恋慕の情をかき鳴らす。
あの日の変らぬ月が、いまも変わらず秋の空を照らし、
かつて彩雲に乗りて帰る彼女の姿を映し出したように。
原文・ピンイン
夢後樓臺高鎖,酒醒簾幕低垂。
去年春恨卻來時。
落花人獨立,微雨燕雙飛。
記得小蘋初見,兩重心字羅衣。
琵琶弦上說相思。
當時明月在,曾照彩雲歸。
去年春恨卻來時。
落花人獨立,微雨燕雙飛。
記得小蘋初見,兩重心字羅衣。
琵琶弦上說相思。
當時明月在,曾照彩雲歸。
文献直訳
夢の後に楼台高く鎖ざされ、酒醒めて簾幕低く垂る。
去年の春恨却って来るの時。
落花人独立し、微雨燕双飛す。
小蘋の初めて見ゆるを記憶し、両重の心字の羅衣。
琵琶の弦上に相思を説く。
当時の明月在り、曽て彩雲の帰りしを照らせり。
去年の春恨却って来るの時。
落花人独立し、微雨燕双飛す。
小蘋の初めて見ゆるを記憶し、両重の心字の羅衣。
琵琶の弦上に相思を説く。
当時の明月在り、曽て彩雲の帰りしを照らせり。