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臨江仙・高詠楚詞酬午日
英語詩訳(意訳)
高らかに楚の詩歌を吟じて端午の節を祝えば
果てしない旅の空で季節は慌ただしく過ぎ去っていく。
庭のざくろの花はかつての舞姫の紅い裾模様には及ばない。
この胸の思いを知る者もなく
歌声が途絶えたあとには、ただ冷たい風が垂れ幕を満たしていく。
おびただしい憂いが老い衰えたこの身にのしかかり
葵の花だけが東の垣根で無言の笑みを浮かべている。
酒杯の深さは去年の今頃と何ら変わらない。
いっそこの酒を橋の下の流れに注ぎ込んでみよう
今夜のうちに湘江の波間へと届くように。
果てしない旅の空で季節は慌ただしく過ぎ去っていく。
庭のざくろの花はかつての舞姫の紅い裾模様には及ばない。
この胸の思いを知る者もなく
歌声が途絶えたあとには、ただ冷たい風が垂れ幕を満たしていく。
おびただしい憂いが老い衰えたこの身にのしかかり
葵の花だけが東の垣根で無言の笑みを浮かべている。
酒杯の深さは去年の今頃と何ら変わらない。
いっそこの酒を橋の下の流れに注ぎ込んでみよう
今夜のうちに湘江の波間へと届くように。
原文・ピンイン
高詠楚詞酬午日,天涯節序匆匆。
榴花不似舞裙紅。
無人知此意,歌罷滿簾風。
萬事一身傷老矣,戌葵凝笑牆東。
酒杯深淺去年同。
試澆橋下水,今夕到湘中。
榴花不似舞裙紅。
無人知此意,歌罷滿簾風。
萬事一身傷老矣,戌葵凝笑牆東。
酒杯深淺去年同。
試澆橋下水,今夕到湘中。
文献直訳
高く楚詞を詠じて午日に酬ゆ、天涯の節序は匆匆たり。
榴花は舞裙の紅に似ず。
人知らず此の意を、歌罷んで簾満つるの風。
万事は一身老ゆるを傷む、蜀葵は牆東に凝笑す。
酒杯の深浅は去年と同じ。
試みに橋下の水に澆がば、今夕湘中に到らん。
榴花は舞裙の紅に似ず。
人知らず此の意を、歌罷んで簾満つるの風。
万事は一身老ゆるを傷む、蜀葵は牆東に凝笑す。
酒杯の深浅は去年と同じ。
試みに橋下の水に澆がば、今夕湘中に到らん。