ブックマーク
To bookmark this poem:
Press Ctrl + D (Windows) or ⌘ + D (Mac).
Press Ctrl + D (Windows) or ⌘ + D (Mac).
洞仙歌・秋月冷艶
英語詩訳(意訳)
淡き青煙が深く織りなす処、金色の鏡が蒼海を翔る。
長き夜の静まり返った階段には、桂の木の影が横たわる。
冷たい露が下りて無数の霜の糸を散らし、帝都は遥か遠くにあるが、仙境への道だけは近くに感じられる。
水晶のすだれは巻き上げられたまま、雲母の屏風は開き放たれ、月の光が佳人のほのかな化粧を冷ややかに浸している。
この広大な月の明かりのすべてをすくい上げ、黄金の杯に注ぎ入れ、朝が訪れるまで霞のような美酒を共に飲み干したい。
さらに軽床を携えて南楼に昇り、玉のごとく切り出された人間界を見下ろせば、白き鞦韆が斜めに揺れている。
長き夜の静まり返った階段には、桂の木の影が横たわる。
冷たい露が下りて無数の霜の糸を散らし、帝都は遥か遠くにあるが、仙境への道だけは近くに感じられる。
水晶のすだれは巻き上げられたまま、雲母の屏風は開き放たれ、月の光が佳人のほのかな化粧を冷ややかに浸している。
この広大な月の明かりのすべてをすくい上げ、黄金の杯に注ぎ入れ、朝が訪れるまで霞のような美酒を共に飲み干したい。
さらに軽床を携えて南楼に昇り、玉のごとく切り出された人間界を見下ろせば、白き鞦韆が斜めに揺れている。
原文・ピンイン
青煙冪處,碧海飛金鏡。
永夜閒階臥桂影。
露涼時、零亂多少寒,神京遠,惟有藍橋路近。
水晶簾不下,雲母屏開,冷浸佳人淡脂粉。
待都將許多明,付與金尊,投曉共、流霞傾盡。
更攜取、胡牀上南樓,看玉做人間,素鞦韆傾。
永夜閒階臥桂影。
露涼時、零亂多少寒,神京遠,惟有藍橋路近。
水晶簾不下,雲母屏開,冷浸佳人淡脂粉。
待都將許多明,付與金尊,投曉共、流霞傾盡。
更攜取、胡牀上南樓,看玉做人間,素鞦韆傾。
文献直訳
青煙うずまくところ、碧海に金鏡が飛ぶ。
永夜閑階に桂影が臥す。
露涼しき時、零乱として幾何の寒、神京遠く、唯だ藍橋の路のみ近し。
水晶簾下ろさず、母屏開き、冷ややかに佳人の淡き脂粉を浸す。
すべて許計の明月を将て、金尊に付し、暁を投じて共に流霞傾け尽くさんことを待つ。
更に胡牀を携え取りて南楼に上り、玉作る人間、素鞦韆の傾くを看る。
永夜閑階に桂影が臥す。
露涼しき時、零乱として幾何の寒、神京遠く、唯だ藍橋の路のみ近し。
水晶簾下ろさず、母屏開き、冷ややかに佳人の淡き脂粉を浸す。
すべて許計の明月を将て、金尊に付し、暁を投じて共に流霞傾け尽くさんことを待つ。
更に胡牀を携え取りて南楼に上り、玉作る人間、素鞦韆の傾くを看る。