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玉楼春・東城漸く風光の好ましきを覚ゆ
英語詩訳(意訳)
東の城壁をすぎれば春は美しく、
さざ波は旅人の櫂を穏やかに迎える。
柳の霞の外に朝の寒さは退き、
紅の杏の枝には春の息吹が騒めく。
浮世において人はつねに喜びの少なさを嘆く、
どうして千金を惜しんで一場の微笑みを軽んじようか。
あなたのために杯を掲げ沈む夕日を引き止め、
残照を花々の間にしばし留め置こう。
さざ波は旅人の櫂を穏やかに迎える。
柳の霞の外に朝の寒さは退き、
紅の杏の枝には春の息吹が騒めく。
浮世において人はつねに喜びの少なさを嘆く、
どうして千金を惜しんで一場の微笑みを軽んじようか。
あなたのために杯を掲げ沈む夕日を引き止め、
残照を花々の間にしばし留め置こう。
原文・ピンイン
東城漸覺風光好。
皺波紋迎客棹。
綠楊煙外曉寒輕,紅杏枝頭春意鬧。
浮生長恨歡娛少。
肯愛千金輕一笑。
爲君持酒勸斜陽,且向花間留晚照。
皺波紋迎客棹。
綠楊煙外曉寒輕,紅杏枝頭春意鬧。
浮生長恨歡娛少。
肯愛千金輕一笑。
爲君持酒勸斜陽,且向花間留晚照。
文献直訳
東城 漸く覚ゆ 風光の好ましきを。
皺波の紋は 迎ふ 客の棹に。
緑楊の煙の外 暁寒 軽く、紅杏の枝頭 春意 騒がし。
浮生 長く恨む 歓娯の少なきを。
肯て千金を愛し意して 一笑を軽んぜんや。
君が為に酒を持し斜陽を勧め、且つ花間に向かって晩照を留めん。
皺波の紋は 迎ふ 客の棹に。
緑楊の煙の外 暁寒 軽く、紅杏の枝頭 春意 騒がし。
浮生 長く恨む 歓娯の少なきを。
肯て千金を愛し意して 一笑を軽んぜんや。
君が為に酒を持し斜陽を勧め、且つ花間に向かって晩照を留めん。