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玉楼春・東風又作無情計
英語詩訳(意訳)
春風再び情けなくもたくらみ、見事な紅を吹き散らす地面へ。碧玉の楼の簾も憂いを隠せず、去年の今宵と同じ悲しみがめぐる。春の衰えに無駄な憂いを抱き、高台に登っては幾たび涙を流したことか。さあ、黄金の杯に酒を満たせ、散りゆく花を見ながら、あと何度酔えるというのか。
原文・ピンイン
東風又作無情計。
豔粉嬌紅吹滿地。
碧樓簾影不遮愁,還似去年今日意。
誰知錯管春殘事。
到處登臨曾費淚。
此時金盞直須深,看盡落花能幾醉。
豔粉嬌紅吹滿地。
碧樓簾影不遮愁,還似去年今日意。
誰知錯管春殘事。
到處登臨曾費淚。
此時金盞直須深,看盡落花能幾醉。
文献直訳
東風は再び無情の計をなし、豔粉嬌紅(色鮮やかな紅色の花びら)を吹きて地に満たす。碧楼の簾影は愁いを遮らず、なお去年の今日の意に似たり。誰か知らん、春の残る事を錯管(不当に管轄・憂慮)するを。到って処々登臨してかつて涙を費やす。此の時に金盞直(まさ)に須(すべか)らく深くすべし、落花を看尽くして能く幾たび酔わんや。