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玉楼春・春去く
英語詩訳(意訳)
燕子すだく頃去りゆく春よ
はかなき浮世の憂いを数ふ
束の間のはかない春の夢のよに
朝霧の如く消えゆく定め
琴の音に心通わす仙人の旅衣
袂を引き裂き引き留むるも叶わず
酔わずひとりの醒めたる者とならんことなかれ
花陰に深く酔いしれよ命のある限り
はかなき浮世の憂いを数ふ
束の間のはかない春の夢のよに
朝霧の如く消えゆく定め
琴の音に心通わす仙人の旅衣
袂を引き裂き引き留むるも叶わず
酔わずひとりの醒めたる者とならんことなかれ
花陰に深く酔いしれよ命のある限り
原文・ピンイン
燕鴻過後春歸去。
細算浮生千萬緒。
來如春夢幾多時,去似朝雲無覓處。
聞琴解神仙侶。
挽斷羅衣留不住。
勸君莫作獨醒人,爛醉花間應有數。
細算浮生千萬緒。
來如春夢幾多時,去似朝雲無覓處。
聞琴解神仙侶。
挽斷羅衣留不住。
勸君莫作獨醒人,爛醉花間應有數。
文献直訳
燕と鴻が過ぎ去った後に春は帰り去り、細かに計算すれば浮世には千万の縺れがある。来ることは春の夢の如く幾時ぞ、去ることは朝雲の如く尋ぬる処なし。琴を聞いて神仙の侶を解し、羅衣を挽き断りて留めても留めず。君に勧む独り醒めたる人と作ることなかれ、花間に爛酔することは応に数あるべし。