ブックマーク
To bookmark this poem:
Press Ctrl + D (Windows) or ⌘ + D (Mac).
Press Ctrl + D (Windows) or ⌘ + D (Mac).
淡黄柳
英語詩訳(意訳)
空ろな都の夜明けの冷たい月が
垂れ下がる柳の街路を吹き抜けていく
薄着の単衣で馬上の身には寒さが骨宇にしみる
見渡せばガチョウの卵のような黄と若緑の芽吹き――
それはみな江南の懐かしき旧友たちのよう
心はいよいよ寂寞として
明日には早くも寒食節を迎える
無理に酒を携えて小橋の家へと向かうのは
梨の花が散り尽くして秋の気配に変わるのを恐れるからだ
燕が群れ飛んできて
春はどこへ行ってしまったのかと問いかけるが
ただ庭の池の水ばかりが独り深く青々と湛えている
垂れ下がる柳の街路を吹き抜けていく
薄着の単衣で馬上の身には寒さが骨宇にしみる
見渡せばガチョウの卵のような黄と若緑の芽吹き――
それはみな江南の懐かしき旧友たちのよう
心はいよいよ寂寞として
明日には早くも寒食節を迎える
無理に酒を携えて小橋の家へと向かうのは
梨の花が散り尽くして秋の気配に変わるのを恐れるからだ
燕が群れ飛んできて
春はどこへ行ってしまったのかと問いかけるが
ただ庭の池の水ばかりが独り深く青々と湛えている
原文・ピンイン
空城曉月。
吹入垂楊陌。
馬上單衣寒惻惻。
看盡鵝黃嫩綠,都是江南舊相識。
正岑寂。
明朝又寒食。
強攜酒、小橋宅,怕梨花落盡成秋色。
燕燕飛來,問春何在,唯有池塘自碧。
吹入垂楊陌。
馬上單衣寒惻惻。
看盡鵝黃嫩綠,都是江南舊相識。
正岑寂。
明朝又寒食。
強攜酒、小橋宅,怕梨花落盡成秋色。
燕燕飛來,問春何在,唯有池塘自碧。
文献直訳
空しき城の暁の月。
吹き入る垂楊の街路。
馬上の単衣寒さ惻々たり。
見尽くす鵝黄の嫩緑、
都て是れ江南の旧き相識。
正に岑寂たり。
明朝又た寒食。
強いて酒を携ふ、小橋の宅、
梨花の落ち尽くして秋色と成らんことを恐る。
燕燕飛び来たり、
春何くにか在るかと問ふ、
唯だ池塘自ら緑なり。
吹き入る垂楊の街路。
馬上の単衣寒さ惻々たり。
見尽くす鵝黄の嫩緑、
都て是れ江南の旧き相識。
正に岑寂たり。
明朝又た寒食。
強いて酒を携ふ、小橋の宅、
梨花の落ち尽くして秋色と成らんことを恐る。
燕燕飛び来たり、
春何くにか在るかと問ふ、
唯だ池塘自ら緑なり。