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惜分飛
英語詩訳(意訳)
涙は闌干をぬらし、花は朝露をまとい、
愁いは眉の根に集まりて、あおみどりに重なる。
この別れの恨みを、ふたりで半分ずつわかとう。
もはや言葉もなく、
ただ見つめあうばかり。
時雨とちぎれたる雲は情けもなく漂い、
さびしき朝と夕べがただ果てしなく続く。
今宵、山ふかき処にて、
打ち砕かれたるわが魂をゆだねれば、
潮は遥か彼方へと引いてゆく。
愁いは眉の根に集まりて、あおみどりに重なる。
この別れの恨みを、ふたりで半分ずつわかとう。
もはや言葉もなく、
ただ見つめあうばかり。
時雨とちぎれたる雲は情けもなく漂い、
さびしき朝と夕べがただ果てしなく続く。
今宵、山ふかき処にて、
打ち砕かれたるわが魂をゆだねれば、
潮は遥か彼方へと引いてゆく。
原文・ピンイン
淚溼闌干花著露。
愁到眉峯碧聚。
此恨平分取。
更無言語。
空相覷。
短雨殘雲無意緒。
寂寞朝朝暮暮。
今夜山深處。
斷魂分付。
潮回去。
愁到眉峯碧聚。
此恨平分取。
更無言語。
空相覷。
短雨殘雲無意緒。
寂寞朝朝暮暮。
今夜山深處。
斷魂分付。
潮回去。
文献直訳
涙は闌干を湿し、花は露を著く。
愁いは眉峯の碧きに到りて聚まる。
此の恨みは平分して取らん。
更に言語無く、
空しく相覷う。
短雨、残雲、意緒無く、
寂寞たり朝朝暮暮。
今夜、山深き処、
断魂を分付す、
潮は帰り行く。
愁いは眉峯の碧きに到りて聚まる。
此の恨みは平分して取らん。
更に言語無く、
空しく相覷う。
短雨、残雲、意緒無く、
寂寞たり朝朝暮暮。
今夜、山深き処、
断魂を分付す、
潮は帰り行く。