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蘇幕遮・碧雲天
英語詩訳(意訳)
青雲は空を覆い、落葉は大地を敷き詰める。
秋色は波間に溶け込み、水面の上には冷ややかな翠の霧が立ち込める。
遠山は夕日を鏡とし、果てしない空は水面に寄り添う。
香り高き草は人の心など知らぬげに、沈行く夕日の彼方へとどこまでも連なる。
故郷を恋う魂は昏く沈み、旅愁が容赦なく追いつめる。
夜な夜な、心地よい夢でも見なければ、どうしてこの眠りにつけようか。
月の照らす高楼に、独り寂しく寄りかかってはならない。
愁いをたたえた胸に酒が染み入れば、それはそのまま愛惜の涙へと変わってしまうのだから。
秋色は波間に溶け込み、水面の上には冷ややかな翠の霧が立ち込める。
遠山は夕日を鏡とし、果てしない空は水面に寄り添う。
香り高き草は人の心など知らぬげに、沈行く夕日の彼方へとどこまでも連なる。
故郷を恋う魂は昏く沈み、旅愁が容赦なく追いつめる。
夜な夜な、心地よい夢でも見なければ、どうしてこの眠りにつけようか。
月の照らす高楼に、独り寂しく寄りかかってはならない。
愁いをたたえた胸に酒が染み入れば、それはそのまま愛惜の涙へと変わってしまうのだから。
原文・ピンイン
碧雲天,黃葉地。
秋色連波,波上寒煙翠。
山映斜陽天接水。
芳草無情,更在斜陽外。
黯鄉魂,追旅思。
夜夜除非,好夢留人睡。
明月樓高休獨倚。
酒入愁腸,化作相思淚。
秋色連波,波上寒煙翠。
山映斜陽天接水。
芳草無情,更在斜陽外。
黯鄉魂,追旅思。
夜夜除非,好夢留人睡。
明月樓高休獨倚。
酒入愁腸,化作相思淚。
文献直訳
碧い雲の空、黄色の葉の地。
秋の色は波につづき、波の上には冷たい煙が翡翠色に映える。
山は夕日を映し、空は水と接する。
芳草は情無く、さらに夕日の外にあり。
暗い郷愁の魂、旅の思いを追う。
夜な夜な、良い夢が人をとどめて眠らせてくれなければ、除非はありえない。
明月の楼は高く、独り寄りかかるなかれ。
酒は愁いの腸に入り、相思の涙と化す。
秋の色は波につづき、波の上には冷たい煙が翡翠色に映える。
山は夕日を映し、空は水と接する。
芳草は情無く、さらに夕日の外にあり。
暗い郷愁の魂、旅の思いを追う。
夜な夜な、良い夢が人をとどめて眠らせてくれなければ、除非はありえない。
明月の楼は高く、独り寄りかかるなかれ。
酒は愁いの腸に入り、相思の涙と化す。