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踏莎行・情似遊絲
英語詩訳(意訳)
わが思いは空を舞う糸のようにはかなく漂い、
風花に散る柳綿の如く我が身はさまよう。
あふれる涙は止まり、ただただ空しく見つめ合うばかり。
川辺の霧に煙る柳は数万の糸を垂れているが、
旅立つ蘭舟を引き留める術(すべ)もない。
雁の群れが傾く夕陽を横切り、
草木は霞む川洲の中にぼんやりとかすむ。
この胸にはすでに数えきれない悲しみが満ちている。
明日こそはもう思い悩むまいとしよう、
だが、この長い今宵をいったいどうして過ごせばよいのか。
風花に散る柳綿の如く我が身はさまよう。
あふれる涙は止まり、ただただ空しく見つめ合うばかり。
川辺の霧に煙る柳は数万の糸を垂れているが、
旅立つ蘭舟を引き留める術(すべ)もない。
雁の群れが傾く夕陽を横切り、
草木は霞む川洲の中にぼんやりとかすむ。
この胸にはすでに数えきれない悲しみが満ちている。
明日こそはもう思い悩むまいとしよう、
だが、この長い今宵をいったいどうして過ごせばよいのか。
原文・ピンイン
情似遊絲,人如飛絮。
淚珠閣定空相覷。
一溪煙柳萬絲垂,無因系得蘭舟住。
雁過斜陽,草迷煙渚。
如今已是愁無數。
明朝且做莫思量,如何過得今宵去。
淚珠閣定空相覷。
一溪煙柳萬絲垂,無因系得蘭舟住。
雁過斜陽,草迷煙渚。
如今已是愁無數。
明朝且做莫思量,如何過得今宵去。
文献直訳
情は遊糸に似て、人は飛絮の如し。
涙珠閣定して空しく相覷(みつ)む。
一渓の煙柳万糸垂れ、無因に蘭舟をして住まらしめず。
雁は斜陽を過ぎ、草は煙渚に迷う。
如今は已に愁いの無数なるかな。
明朝は且た思量する莫かれと為すも、如何ぞ今宵を過し去るべき。
涙珠閣定して空しく相覷(みつ)む。
一渓の煙柳万糸垂れ、無因に蘭舟をして住まらしめず。
雁は斜陽を過ぎ、草は煙渚に迷う。
如今は已に愁いの無数なるかな。
明朝は且た思量する莫かれと為すも、如何ぞ今宵を過し去るべき。