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古従軍行
英語詩訳(意訳)
白昼高山に登りて烽火を望み見れば
黄昏に疲れ馬を交河のほとりに飲ます
刁斗の鼓風沙に響き暗澹たる夕まぐれ
公主の琵琶のねには幾重の恨みぞ籠る
十万里の野雲はるかに城郭の影も無く
雨雪は紛々と荒涼の大漠にとざされる
胡の鴈は夜な夜な悲鳴をあげて飛び交い
胡の子供らは血の涙を対(つ)いに流す
聞けば玉門の関はいまだに閉ざされたままで
命を賭けて軽車を駆り戦いに赴かねばならぬ
年々歳々、戦死の骨は荒野の外に埋もれ果て
空しく西域の葡萄のみが漢の都へ持ち帰られる
黄昏に疲れ馬を交河のほとりに飲ます
刁斗の鼓風沙に響き暗澹たる夕まぐれ
公主の琵琶のねには幾重の恨みぞ籠る
十万里の野雲はるかに城郭の影も無く
雨雪は紛々と荒涼の大漠にとざされる
胡の鴈は夜な夜な悲鳴をあげて飛び交い
胡の子供らは血の涙を対(つ)いに流す
聞けば玉門の関はいまだに閉ざされたままで
命を賭けて軽車を駆り戦いに赴かねばならぬ
年々歳々、戦死の骨は荒野の外に埋もれ果て
空しく西域の葡萄のみが漢の都へ持ち帰られる
原文・ピンイン
白日登山望烽火,黃昏飲馬傍交河。
行人刁斗風沙暗,公主琵琶幽怨多。
野雲萬裏無城郭,雨雪紛紛連大漠。
胡鴈哀鳴夜夜飛,胡兒眼淚雙雙落。
聞道玉門猶被遮,應將性命逐輕車。
年年戰骨埋荒外,空見蒲桃入漢家。
行人刁斗風沙暗,公主琵琶幽怨多。
野雲萬裏無城郭,雨雪紛紛連大漠。
胡鴈哀鳴夜夜飛,胡兒眼淚雙雙落。
聞道玉門猶被遮,應將性命逐輕車。
年年戰骨埋荒外,空見蒲桃入漢家。
文献直訳
白日山に登りて烽火を望み、黄昏馬を飲ます交河の傍ら。行人刁斗風沙暗く、公主琵琶幽怨多し。野雲万里城郭無く、雨雪紛紛として大漠に連なる。胡鴈哀鳴して夜夜飛び、胡児眼涙双双つらく。聞くならく玉門猶お被遮すと、応に性命を将って軽車を逐うべし。年頭戦骨荒外に埋もれ、空しく見る蒲桃の漢家に入るを。