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夢李白 其一
英語詩訳(意訳)
死別の嘆きには胸塞ぎて声も出でず、
生別の悲しみは絶えず心を痛ましむ。
江南の瘴癘の地に追いやられし君よりは、
流人の身に音信一つ届くよしもない。
我が眠りの閾をまたぎ友は夢に現れ、
相思の深さを我にしらしめんとす——
されど遥かなる路のりと測れぬ深さに、
怪しむ、我が友の魂かと思い迷うほどに。
楓の葉青き南より彼の魂は来たり、
関塞の闇をぬけ帰り行く魂は黒し。
網の目に囚われし身の我が友なればこそ、
翼なき身にて如何にここへ至り得たのか。
没みゆく月光はあまねく梁を照らし出し、
幻かと目を凝らせばそこに君の面影を見る。
水深く波うねる途中の険しきを思えばこそ、
どうか悪しき蛟龍の餌食とならぬよう祈るのみ。
生別の悲しみは絶えず心を痛ましむ。
江南の瘴癘の地に追いやられし君よりは、
流人の身に音信一つ届くよしもない。
我が眠りの閾をまたぎ友は夢に現れ、
相思の深さを我にしらしめんとす——
されど遥かなる路のりと測れぬ深さに、
怪しむ、我が友の魂かと思い迷うほどに。
楓の葉青き南より彼の魂は来たり、
関塞の闇をぬけ帰り行く魂は黒し。
網の目に囚われし身の我が友なればこそ、
翼なき身にて如何にここへ至り得たのか。
没みゆく月光はあまねく梁を照らし出し、
幻かと目を凝らせばそこに君の面影を見る。
水深く波うねる途中の険しきを思えばこそ、
どうか悪しき蛟龍の餌食とならぬよう祈るのみ。
原文・ピンイン
死別已吞聲,生別常惻惻。
江南瘴癘地,逐客無消息。
故人入我夢,明我長相憶。
恐非平生魂,路遠不可測。
魂來楓葉青,魂返關塞黑。
君今在羅網,何以有羽翼。
落月滿屋樑,猶疑照顏色。
水深波浪闊,無使蛟龍得。
江南瘴癘地,逐客無消息。
故人入我夢,明我長相憶。
恐非平生魂,路遠不可測。
魂來楓葉青,魂返關塞黑。
君今在羅網,何以有羽翼。
落月滿屋樑,猶疑照顏色。
水深波浪闊,無使蛟龍得。
文献直訳
死別の悲しみはすでに声を呑み込み、生別の悲しみは常に心を引き裂くように痛む。
江南の瘴気立ち込める土地、流罪の客には何の音信もない。
古き友が私の夢に入り込み、私の長く想い合っていた心を明らかにしてくれた。
これが平生の魂ではないかと恐れ、道は遠く測り知ることができない。
魂が来るときは楓の葉が青く、魂が帰るときは関所の塞が黒い。
君は今、法網の中にいるのだから、どうして羽翼を持つことができようか。
沈みゆく月が家の梁に満ち、なおも君の顔を照らしているのではないかと疑う。
水は深く波浪は広く、蛟龍に捕らえられないようにしてほしい。
江南の瘴気立ち込める土地、流罪の客には何の音信もない。
古き友が私の夢に入り込み、私の長く想い合っていた心を明らかにしてくれた。
これが平生の魂ではないかと恐れ、道は遠く測り知ることができない。
魂が来るときは楓の葉が青く、魂が帰るときは関所の塞が黒い。
君は今、法網の中にいるのだから、どうして羽翼を持つことができようか。
沈みゆく月が家の梁に満ち、なおも君の顔を照らしているのではないかと疑う。
水は深く波浪は広く、蛟龍に捕らえられないようにしてほしい。