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解連環
英語詩訳(意訳)
楚水の広野が夕闇に空しく沈む頃、
群れからはぐれて万里、霧の中に驚き散る。
わが影を顧みて冷たい池に身を浸そうとすれば、
白い砂と枯れ草の果てに、水平線は遥かな空へ溶け込む。
筆をとっても手紙の書きようもなく、
ただ心づくしの思いの一点を送るのみ。
愚図ついているうちに時は過ぎ、
北国の寒夜は毛氈に雪を抱き、友の瞳もかすむ。
この果てしない旅の憂いを、誰が哀れんでくれようか。
長門の夜は静まり返り、錦の箏だけが恨みを奏でる。
いまごろ伴侶は蘆の間に宿り、
春の訪れより前に、帰路を急ぐべきだと考えているだろう。
夕雨の中で互いに呼び交わし、
玉関の外でふたたび出逢うことを恐れながら。
だが、燕のつがいが帰ってきて画簾が半ば巻き上げられても、
彼らはそれに恥じ入ることもないのだろうか。
群れからはぐれて万里、霧の中に驚き散る。
わが影を顧みて冷たい池に身を浸そうとすれば、
白い砂と枯れ草の果てに、水平線は遥かな空へ溶け込む。
筆をとっても手紙の書きようもなく、
ただ心づくしの思いの一点を送るのみ。
愚図ついているうちに時は過ぎ、
北国の寒夜は毛氈に雪を抱き、友の瞳もかすむ。
この果てしない旅の憂いを、誰が哀れんでくれようか。
長門の夜は静まり返り、錦の箏だけが恨みを奏でる。
いまごろ伴侶は蘆の間に宿り、
春の訪れより前に、帰路を急ぐべきだと考えているだろう。
夕雨の中で互いに呼び交わし、
玉関の外でふたたび出逢うことを恐れながら。
だが、燕のつがいが帰ってきて画簾が半ば巻き上げられても、
彼らはそれに恥じ入ることもないのだろうか。
原文・ピンイン
楚江空晚。
悵離羣萬里,恍然驚散。
自顧影、欲下寒塘,正沙淨草枯,水平天遠。
寫不成書,只寄得、相思一點。
料因循誤了,殘氈擁雪,故人心眼。
誰憐旅愁荏苒。
謾長門夜悄,錦箏彈怨。
想伴侶、猶宿蘆花,也曾念春前,去程應轉。
暮雨相呼,怕驀地、玉關重見。
未羞他、雙燕歸來,畫簾半卷。
悵離羣萬里,恍然驚散。
自顧影、欲下寒塘,正沙淨草枯,水平天遠。
寫不成書,只寄得、相思一點。
料因循誤了,殘氈擁雪,故人心眼。
誰憐旅愁荏苒。
謾長門夜悄,錦箏彈怨。
想伴侶、猶宿蘆花,也曾念春前,去程應轉。
暮雨相呼,怕驀地、玉關重見。
未羞他、雙燕歸來,畫簾半卷。
文献直訳
楚の江はむなしく暮れ、離群して万里、恍然として驚き散る。自ら影を顧みて、寒塘に下らんと欲すれば、正に沙は浄く草は枯れ、水は平かに天は遠し。書を写し成すあたわず、ただ相思の一点を送るのみ。料る、因循して誤りたり、残氈雪を擁し、故人の心眼。誰か憐れまん、旅愁の荏苒たるを。謾りに長門夜静かに、錦箏怨みを弾ず。想う、伴侶、なお蘆花に宿り、またかつて念う、春の前に、去程応に転ずべきを。暮雨相い呼び、恐る、驀地、玉関に重ねて見ゆるを。羞ぢずや他の、双燕の帰り来るを、画簾半ば巻く。