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曲遊春・楚苑東風外
英語詩訳(意訳)
旧苑の東風が吹き抜ける外側では
綿毛のような柳絮が温かな糸を引いて漂い、春の想いは幾重にも織り重なる。
燕や鶯が互いの契りを交わす中、胸を悩ませる艶やかな情念は
深い緑の葉と鮮やかな紅の隙間にひっそりと宿っている。
芳しい塵埃が霞のように隔てて立ち込める。
十里にわたって湧き起こる喧騒、入り乱れる弦楽器と群がる笛の音。
色鮮やかな画船はみな西泠へと向かい、
湖の半分ほどの春の景色をぽつんと取り残して閑散とさせている。
柳の立ち並ぶ小道。
新しい霞の煙が翡翠の緑を凝らす。
簾の陰には微かな蛾眉の化粧が映し出され、
堤の上では貴人たちの馬が優雅に巡行している。
淡い夕暮れが忍び寄る寒さを包み込み、
梨の花の雲が夢の中で凍てつき、杏の香りが愁いに閉ざされることを恐れる。
歌と音楽が厳かな寒食節の営みに応えるが、
静まり返った美しい夜に蝶が抱く怨みをどうしてやり過ごせようか。
湖面一面に砕け散った月光が花々を揺らす光景を前に、
どうして立ち去ることができようか。
綿毛のような柳絮が温かな糸を引いて漂い、春の想いは幾重にも織り重なる。
燕や鶯が互いの契りを交わす中、胸を悩ませる艶やかな情念は
深い緑の葉と鮮やかな紅の隙間にひっそりと宿っている。
芳しい塵埃が霞のように隔てて立ち込める。
十里にわたって湧き起こる喧騒、入り乱れる弦楽器と群がる笛の音。
色鮮やかな画船はみな西泠へと向かい、
湖の半分ほどの春の景色をぽつんと取り残して閑散とさせている。
柳の立ち並ぶ小道。
新しい霞の煙が翡翠の緑を凝らす。
簾の陰には微かな蛾眉の化粧が映し出され、
堤の上では貴人たちの馬が優雅に巡行している。
淡い夕暮れが忍び寄る寒さを包み込み、
梨の花の雲が夢の中で凍てつき、杏の香りが愁いに閉ざされることを恐れる。
歌と音楽が厳かな寒食節の営みに応えるが、
静まり返った美しい夜に蝶が抱く怨みをどうしてやり過ごせようか。
湖面一面に砕け散った月光が花々を揺らす光景を前に、
どうして立ち去ることができようか。
原文・ピンイン
楚苑東風外,暖絲情絮,春思如織。
燕約鶯期,惱芳情偏在,翠深紅隙。
漠漠香塵隔。
沸十里、亂弦叢笛。
看畫船,盡入西泠,閒卻半湖春色。
柳陌。
新煙凝碧。
映簾底宮眉,堤上游勒。
輕暝籠寒,怕梨雲夢冷,杏香愁冪。
歌管酬寒食。
奈蝶怨、良宵岑寂。
正滿湖、碎月搖花,怎生去得。
燕約鶯期,惱芳情偏在,翠深紅隙。
漠漠香塵隔。
沸十里、亂弦叢笛。
看畫船,盡入西泠,閒卻半湖春色。
柳陌。
新煙凝碧。
映簾底宮眉,堤上游勒。
輕暝籠寒,怕梨雲夢冷,杏香愁冪。
歌管酬寒食。
奈蝶怨、良宵岑寂。
正滿湖、碎月搖花,怎生去得。
文献直訳
楚苑の東風の外、温かな糸状の情絮、春の思いは織るが如し。
燕の約束と鶯の期日、悩ましい芳情は偏に深き緑と紅の隙間にあり。
漠漠たる香塵隔つ。
沸き立つ十里の乱れたる弦と叢生する笛。
画船を看れば、尽く西泠に入り、半分の湖の春色は閑かたり。
柳の陌。
新煙は碧を凝らす。
簾底の宮眉を映し、堤上の遊勒。
軽い黄昏は寒さを籠め、梨雲の夢冷ゆるを恐れ、杏の香は愁いに覆わる。
歌管は寒食に酬ゆ。
蝶の怨み、良宵の岑寂を如何せん。
まさに湖の満つる、砕けたる月は花を揺すぶり、どうして去ることができようか。
燕の約束と鶯の期日、悩ましい芳情は偏に深き緑と紅の隙間にあり。
漠漠たる香塵隔つ。
沸き立つ十里の乱れたる弦と叢生する笛。
画船を看れば、尽く西泠に入り、半分の湖の春色は閑かたり。
柳の陌。
新煙は碧を凝らす。
簾底の宮眉を映し、堤上の遊勒。
軽い黄昏は寒さを籠め、梨雲の夢冷ゆるを恐れ、杏の香は愁いに覆わる。
歌管は寒食に酬ゆ。
蝶の怨み、良宵の岑寂を如何せん。
まさに湖の満つる、砕けたる月は花を揺すぶり、どうして去ることができようか。