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三姝媚・春雨柳花を望む
英語詩訳(意訳)
淡き霧光が青く輝く瓦屋根の広がりを揺らす。
晴れわたる軒先には強い風が吹き、散り敷く柳の花はまるで雪の舞い散るがようだ。
綾を張った琴が床の上に虚しく横たわり、
私は思い起こす──涙の跡、埃をかぶった陰り、そして打ち下ろされたままの鳳凰の弦を。
倦み疲れて犀角の帳から出れば、
貴人の乗る誇らしげな馬の夢を幾度も見ることよ。
恋い慕う心を口にすることをはばかり、ひそかに絹の裙を整えては、
痩せ細った自らの腰の細さにハッと驚く。
あぁ、南楼の長い夜のなんと物悲しいことか。
思い出すのは、翡翠のすだれに灯がともされ、枕を寄せ肩を並べて歌い終えたあの夜。
再び洛陽の都大路へ入り、
旧き家々の門や路地をめぐり歩いて、かつての名声を尋ね求める。
あぁ、東風よ、情けなくも恨みを抱かせ、
ものうげな花々と共に散り急ぎゆく。
私は崔徽の面影をしっかりと心に刻み込み、
我が部屋へと戻り、ひそかにその姿を描き出すのだ。
晴れわたる軒先には強い風が吹き、散り敷く柳の花はまるで雪の舞い散るがようだ。
綾を張った琴が床の上に虚しく横たわり、
私は思い起こす──涙の跡、埃をかぶった陰り、そして打ち下ろされたままの鳳凰の弦を。
倦み疲れて犀角の帳から出れば、
貴人の乗る誇らしげな馬の夢を幾度も見ることよ。
恋い慕う心を口にすることをはばかり、ひそかに絹の裙を整えては、
痩せ細った自らの腰の細さにハッと驚く。
あぁ、南楼の長い夜のなんと物悲しいことか。
思い出すのは、翡翠のすだれに灯がともされ、枕を寄せ肩を並べて歌い終えたあの夜。
再び洛陽の都大路へ入り、
旧き家々の門や路地をめぐり歩いて、かつての名声を尋ね求める。
あぁ、東風よ、情けなくも恨みを抱かせ、
ものうげな花々と共に散り急ぎゆく。
私は崔徽の面影をしっかりと心に刻み込み、
我が部屋へと戻り、ひそかにその姿を描き出すのだ。
原文・ピンイン
煙光搖縹瓦。
望晴檐多風,柳花如灑。
錦瑟橫牀,想淚痕塵影,鳳弦常下。
倦出犀帷,頻夢見、王孫驕馬。
諱道相思,偷理綃裙,自驚腰衩。
惆悵南樓遙夜。
記翠箔張燈,枕肩歌罷。
又入銅駝,遍舊家門巷,首詢聲價。
可惜東風,將恨與、閒花俱謝。
記取崔徽模樣,歸來暗寫。
望晴檐多風,柳花如灑。
錦瑟橫牀,想淚痕塵影,鳳弦常下。
倦出犀帷,頻夢見、王孫驕馬。
諱道相思,偷理綃裙,自驚腰衩。
惆悵南樓遙夜。
記翠箔張燈,枕肩歌罷。
又入銅駝,遍舊家門巷,首詢聲價。
可惜東風,將恨與、閒花俱謝。
記取崔徽模樣,歸來暗寫。
文献直訳
煙光は縹瓦に揺らぐ。
晴れたる檐には風多く、柳花は撒くがごとし。
錦瑟は床に横たわり、思いやるは涙痕と塵影、鳳弦は常に下げられり。
犀帷を出づるに倦み、頻りに夢に見る、王孫の驕馬を。
相思を言うを諱み、密かに綃裙を理め、自ら腰の衩に驚く。
惆悵す、南楼の遥夜。
記す、翠箔に灯を張り、枕を並べ肩を並べて歌い罷りしを。
又た銅駝に入り、旧家の門巷を遍くし、首めて声価を問う。
惜しむらくは東風、恨みを将って、閒花と倶に謝せん。
崔徽の模樣を記取し、帰り来て暗に写す。
晴れたる檐には風多く、柳花は撒くがごとし。
錦瑟は床に横たわり、思いやるは涙痕と塵影、鳳弦は常に下げられり。
犀帷を出づるに倦み、頻りに夢に見る、王孫の驕馬を。
相思を言うを諱み、密かに綃裙を理め、自ら腰の衩に驚く。
惆悵す、南楼の遥夜。
記す、翠箔に灯を張り、枕を並べ肩を並べて歌い罷りしを。
又た銅駝に入り、旧家の門巷を遍くし、首めて声価を問う。
惜しむらくは東風、恨みを将って、閒花と倶に謝せん。
崔徽の模樣を記取し、帰り来て暗に写す。