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驀山溪・詠梅
英語詩訳(意訳)
飾らぬ素肌にまとう気高さよ、
白粉のよそおいなど遠ざけて。
竹垣のそとに傾ぐ一枝の影、
暮れなずむ寒空に佳人を偲ぶ。
夕闇の庭には芳香をとどめる処もなく、
細風は吹きすさび、雪はしんしんと垂れ込める、
ましてや川辺の旅路の寒さはいかばかりか。
月影のまばらに揺らめくほとり、
夢は魂の溶け入るあてどなき郷愁へと誘われる。
やがて実が黄ばむ季節を迎えても、
なおも断続する細雨に打たれ続けねばならぬ。
一世を孤高に咲き誇るその姿は、
もの思いに沈む者の胸にすべての哀愁を宿し、
東陽の身をやつしたように、人をして痩せ細らせる——
ああ梅の花よ、お前はこの心痛を知っているか。
白粉のよそおいなど遠ざけて。
竹垣のそとに傾ぐ一枝の影、
暮れなずむ寒空に佳人を偲ぶ。
夕闇の庭には芳香をとどめる処もなく、
細風は吹きすさび、雪はしんしんと垂れ込める、
ましてや川辺の旅路の寒さはいかばかりか。
月影のまばらに揺らめくほとり、
夢は魂の溶け入るあてどなき郷愁へと誘われる。
やがて実が黄ばむ季節を迎えても、
なおも断続する細雨に打たれ続けねばならぬ。
一世を孤高に咲き誇るその姿は、
もの思いに沈む者の胸にすべての哀愁を宿し、
東陽の身をやつしたように、人をして痩せ細らせる——
ああ梅の花よ、お前はこの心痛を知っているか。
原文・ピンイン
洗妝真態,不作鉛華御。
竹外一枝斜,想佳人、天寒日暮。
黃昏小院,無處著清香,風細細,雪垂垂,何況江頭路。
月邊疏影,夢到消魂處。
結子欲黃時,又須著、廉纖細雨。
孤芳一世,供斷有情愁,銷瘦卻,東陽也,試問花知否。
竹外一枝斜,想佳人、天寒日暮。
黃昏小院,無處著清香,風細細,雪垂垂,何況江頭路。
月邊疏影,夢到消魂處。
結子欲黃時,又須著、廉纖細雨。
孤芳一世,供斷有情愁,銷瘦卻,東陽也,試問花知否。
文献直訳
洗練された化粧の真の姿、鉛や白粉の装飾を作らず。
竹の外に一枝が斜めに出で、佳人を思う、天寒く日暮る。
黄昏の小さな庭、清らかな香りを着くべき処なし、風は細やかに、雪は垂れ垂れ、まして江頭の路をや。
月の辺りのまばらな影、夢は魂を消する処に到る。
実を結び黄色になろうとする時、また、細やかな雨を受けねばならぬ。
孤高の花が一世を送り、有情の愁いをすっかり供し、やせ細らせた、東陽の如く、試みに問う花は知るやいなや。
竹の外に一枝が斜めに出で、佳人を思う、天寒く日暮る。
黄昏の小さな庭、清らかな香りを着くべき処なし、風は細やかに、雪は垂れ垂れ、まして江頭の路をや。
月の辺りのまばらな影、夢は魂を消する処に到る。
実を結び黄色になろうとする時、また、細やかな雨を受けねばならぬ。
孤高の花が一世を送り、有情の愁いをすっかり供し、やせ細らせた、東陽の如く、試みに問う花は知るやいなや。